ひふみかぐらの経緯

2012年11月11日、天河大弁財天でのひふみかぐら


これが、初めての『ひふみかぐら』の奉納になりました。

この年の夏ごろから、複数のみかぐら奉納メンバーに言葉が下りてくるようになっていました。


それは現代語ではなく、万葉集などに収集されている和歌を主体とした古語の言葉です。ですから、言葉が下りてきた神能者にも、その言葉の意味がはっきりとわからない状態でした。また言葉自体を声として出力してしまうと、何をしゃべったのかという記憶が残りません。受け手側の神能者の脳を介して、精神界の存在から『神界語の言葉』が情報として送られてきていたのです。


それを、定められたしかるべき日時と場所で、『言霊というエネルギー』に変換してアウトプットすることで、人間の脳を介した精神界で神々と呼ばれた存在たちの交流が実現したのです。


2012年12月16日、籠神社でのひふみかぐら


2012年12月16日、京都府の籠神社で『ひふみかぐら』を奉納いたしました。籠神社は、元伊勢のひとつであり、丹後国一宮でもあります。

日本最古の系図『海部氏系図』(国宝)が残されている由緒正しい神社です。

ひふみかぐらを奉納した日は、日本海から吹き込む北風の強い寒い日でした。

奉納殿で、宮司立会いの下、奉納をさせていただきました。


2013年1月27日、島根県、出雲大社にてのひふみかぐら

 

前日から、出雲市の出雲大社の門前地にある竹野屋旅館に宿泊しました。

ひふみかぐらを奉納するメンバーに加えて、その歴史的な様子を一目見ようとする有志約50人での前泊でした。この旅館は歌手・竹内まりあさんの実家としても有名な老舗旅館です。夕食に出されたお料理も美味でした。

旅館に到着する少し前から、雪が降り出しました。

それまでは奇跡的に積雪がなかったのですが、一晩で10センチほどの積雪を記録したのです。

 

『ひふみかぐら』を奉納した2013年(平成25年)は、出雲大社、伊勢神宮の同時遷宮の年になります。

出雲大社は60年に1回、伊勢神宮は20年に1回、お社の建て替えや大規模改修を行います。それが『遷宮』です。伊勢神宮は代替え地に全面的な建て替えをいたしますが、出雲大社ではこの年、大規模な屋根の修復などを行いました。その遷宮行事の一環として、正殿の特別拝観などが期間限定で実施され、天井に描かれた有名な八雲などの披露も行われたのです。

 

そのような歴史的な年の初めに、出雲大社にて『剣舞』に続き、『ひふみかぐら』を奉納することができました。

これらの奉納により、これまで神話上では国譲りによる遺恨を残していた出雲と伊勢の神々の和睦が整ったと聞いています。この後は、精神界にて、この国に予告されていた真の民主主義である「シラス国」を作るための働きが始まりました。奉納中は、神気との呼べるような凛としたすがすがしいエネルギーに奉納殿は満たされていました。日本中から、神無月と同じように全国の神々が開闢以来の歴史的な瞬間に立ち会おうと、集まっていらっしゃっていたようです。

 

なお、出雲大社での撮影は禁止になっておりますので、公開する動画および写真はありません。

 

 

2014年11月9日、天河大弁財天でのひふみかぐら

 

奈良県の天河大弁財天での『ひふみかぐら』奉納は2回目になります。

2013年の出雲大社での奉納にて、日本神界の天(伊勢)と地(出雲)の和睦が整ったと聞いていましたので、再度、ひふみかぐらの奉納を行うとは考えてはいませんでしたが、精神界の要請にて奉納させていただくことになりました。

 

『剣舞』に引き続き、『ひふみかぐら』が奉納されました。

これまでのメンバーに加えて、ソロの踊り手が配されています。

自分で踊るのではなく、体が勝手に動くという体験をされたようです。

舞台では『神々の器となる』というのが、ひふみかぐらの特徴です。

 

大々的な宣伝をしていなかったにもかかわらず不思議なことに、当日は午後3時からの奉納開始に合わせて、約30分の奉納時間中に予測もしなかった100人近い大勢の方が能舞台下の観客席にいらっしゃり、ひふみかぐらを鑑賞してくださいました。天の配材により導かれたとしか思えない光景でした。