【 写真 】2014年11月9日に天河大弁才天能舞台で奉納したメンバー

 

 2012年から、11月11日に奈良県の天河大弁財天、12月16日に京都の籠神社、そして2013年1月27日には島根県の出雲大社で『ひふみかぐら』を奉納させていただきました。

 

2013年の出雲大社の奉納におきましては、この日本の精神界において、伊勢と出雲の和解が成立したと聞いております。

 

そして、2014年11月9日、天命により再び、奈良県の天河大弁財天において、『剣舞』と『ひふみかぐら』を奉納することになりました。

 

当日は小雨混じりの寒い日でしたが、奉納が行われる午後3時からは雨もやみ、まずはタケミカヅチもかくやと思われるような激しい動きの剣舞が奉納され、その後に女性7人による『ひふみかぐら』が、古式ゆかしい能舞台にて奉納されました。

 

ひふみかぐらは、人間が決まった型を踊るのではなく、神人一体になった舞と、天から授かった言葉を披露する神楽です。2012年の奉納と比べて異なっていたところは、天からの言葉をそのままに披露するのではなく、受信者(神能者)が自分の言葉にトレースしてそれを発したことです。

 

天から降りてくる言葉は、和歌などで使われる古語であり、やまと言葉です。

同じ日本語ですが、古い形の日本語なのでそのまま聞いても、すぐに意味は分かりません。また、受け取った神能者も、言葉を発してしまった後は、何をしゃべったのかの記憶はございません。

 

2012年、2013年のひふみかぐらはそのようなものでしたが、2014年に天河大弁財天でおこなったひふみかぐらは、受信者(神能者)が古語の意味を現代語にトレースして発することができるようになっておりました。

 

また、舞を踊りました演者も、奉納が終わりましてからの感想としまして、

「私ではない別の存在が、喜びをもって踊っていた」と評していました。

 

それが神人一体になることができる『ひふみかぐら』であり、

天地が近かった昔には、多くの人間が同じことをできていたのだと聞いております。